コース案内

高三本科コース

医学部専門予備校YMSの高三本科コース

あくまでも現役合格を目指す

定員:40名程度

現役合格を手にするために、学力面での大幅な成長に加え、学校推薦型選抜・総合型選抜への対応など、一人ひとりに応じた手厚く幅広いかつスピーディーな指導を行います。少人数制の週6日授業と受験当日まで続く担任指導により、現役合格の可能性を最大限追求します。

医学部受験は高い学力や人間性が求められる反面、入試制度上で選択肢の多い現役生が有利な点があり、早い段階で学科・面接の対策を講じる必要があります。現役合格を目指す皆さんに、経験豊富な担任講師がきっと大きな力になります。

一般選抜対応

国語と社会(地理、倫理、政治・経済)の講座を選択授業として開講しています。医学部受験に絞った効率的な対策を講じることで、最小の労力で最大の成果が得られる授業を展開しています。

学校推薦型選抜・総合型選抜対応

国公立や私大医学部にチャレンジします。通常授業のほかに大学別の推薦対策講座を受講することができます。

学費の詳細は「入学案内」またはパンフレットに同封の「募集要項」をご覧ください。

科目別指導方法

高三数学

医学部専門予備校YMSのより高い目標にいどむための数学力を身につける高三数学

■医学部合格に必要な数学力とは?

医学部入試における数学は受験生に何を求めているのでしょうか。もちろん、医学部で数学的な特殊な能力を求めている訳ではありません。しかし、たくさんの問題を制限時間内に正確に処理する能力、データを分析する能力、確率・統計、空間把握能力といった力は、医師になっても求められるはずです。

数学が苦手な人でも計算力と頻出分野における解法はしっかりとマスターしておかねばなりません。合格点を取るためには、著しく不得意な分野をなくす、覚えていればそのまま得点になる公式や解法の暗記、計算力、そしてミスをしないことが重要です。一方、数学が得意で得点源にしたいと思っている人は、他の人が解けない問題で正解する、処理速度が速い、ミスをしないこと、が重要となってきます。

YMSではこれらのどちらのタイプの生徒にも必要とされる条件を満たすために、クラス編成、扱う問題のレベル設定、解法の手順にこだわった授業を行うなど、様々な方策を講じています。

■受験直前までを見通した9カ月で

高三本科コースでは、入試標準問題や典型問題に多く触れることで、入試問題の傾向を体得し、入試本番でもブレない学力をつけることを目標としています。そのため、前期は各分野の基本事項を徹底的に理解することに重点を置いた授業を展開します。そして、夏期講習で比較的易しめの入試問題が自力で解けるように応用力を養います。後期ではやや複雑な問題や、融合問題に対応する方法を伝授し、ライバルに差をつけられるテクニックを習得させます。そして、冬期講習・直前講習で実戦力を磨きます。

■週3コマで徹底的に

医学部の数学の問題は、私立医学部の場合、計算が複雑で、図形や微積分の分野から出題が多いのが特徴的です。処理能力、柔軟な思考力、空間把握能力、注意力、集中力など、求められているレベルは相当高いものです。中には他学部では出題されないような分野からの出題もあります。また、私立医学部の入試は70%以上がマーク式または答えのみを解答用紙に記入する形式となっているので、解答に至る過程がどんなに優れていても正答を導けなければ得点にはなりません。一方、国公立医学部は中堅大から難関大まで、証明問題を含め記述式解答が中心で、解答に至る過程が重視されます。

こうした状況に対応するため、数学を週3コマ設け、数学ⅠAⅡBⅢすべての分野を医学部入試の傾向に合わせて徹底的に扱います。さらに、YMSの教材は基礎から応用まで無理なく身につくように過去問を中心に厳選し、合格に必要な数学力を徹底的に鍛えられるように編集されています。

《年間カリキュラム》

  高三数学
ⅠAⅡB①
高三数学
ⅠAⅡB②
高三数学
前期 2次関数
三角比・三角関数
指数関数・
対数関数
図形と方程式
整関数の微積分
式と証明
複素数と方程式
ベクトル
数列
整数
場合の数・確率
関数
数列の極限
関数の極限
微分法
積分法
夏期講習
後期 2次関数
三角比・三角関数
指数関数・
対数関数
図形と方程式
整関数の微積分
総合演習
二項定理
データの分析
式と証明
ベクトル
数列
整数
場合の数・確率
総合演習
微分法の応用
積分法
積分法の応用
総合演習
冬期・直前講習

 

高三英語

医学部専門予備校YMSの真の英語力を身につけ、医療系長文にも対応する高三英語

■医学部で求められる英語力を効率的に習得できる教材

センター試験から大学入学共通テストへの転換に代表されるように、英語の入試は今、全国的に大きな変革期を迎えています。英文の絶対量が増加したことで、速読を求められる試験となったことはもちろん、大学によっては医学論文からの抜粋を長文問題として出題するなど、量的にも質的にも難化傾向にあります。YMSでは、構造分析による精読を重視しながらも、さまざまな医療系の題材に触れて語彙や見識の習得に努めるなど、「広く深く」の英語指導をモットーとしています。

YMSの英語の教材は、実際に出題された入試問題を元に作成されています。その年度の教材で既習の内容が、どの程度入試本番で出題されたかを振り返り分析し、翌年度の教材に反映させます。また、最新の医学論文に触れるため、Lancet誌やEnglish Journal of Medicine誌、Nature誌、Newsweek誌、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ホームページに至るまで、日々情報収集をしています。

■すべての授業が有機的に機能するカリキュラム

高三本科コースでは、「医学部への英語長文」のほか、「英語構文」「英文法・語法」の授業を計3コマ設定しています。「医学部への英語長文」では、国公立・私立を問わず医学部入試において頻出のテーマを扱い、医学・医療に関する語彙、表現、内容に慣れ親しむことを目的としています。「英語構文」では、長文読解の礎となる精読の作法を学びます。「英文法・語法」では基本から応用に至る文法事項を網羅的に扱いますが、構文・長文の授業と内容をリンクさせ、それぞれの授業で学んだことが有機的に絡み合うように工夫がなされています。

また、英語を得点源にしたい生徒には、最新の医学論文を教材にした「二次対策英語」や、自由英作文にも対応した「医学部英作文特講」の受講をお勧めします。

■暗記に頼らない論理的学習方法を伝授

講義では、単に知識のインプットだけでなく、たとえ文法事項であっても「なぜそうなるのか」にこだわり、論理的に正答に至る力を養成することを重視しています。 例えば、no more than~が「~しかない」という意味になる文法的根拠、英語長文中の指示代名詞it/this/thatなどが何を指すか、またdoing soの内容がどこにあるのか、など、できるだけ明確に説明します。結果として、たとえ忘れても考えて思い出せる、あるいは未知の表現や難解な文章を解読するための応用力が身につく効果が期待できます。

また、毎回の授業の始まりには、「キクタンAdvanced」「キクタン医学部受験編」「英語頻出問題総演習」を用いた小テストを行い、医学部入試頻出の語彙や文法・語法事項の確認と定着を図ります。

《年間カリキュラム》

  高三
英文法・語法の完成
高三英語
構文
高三医学部への
英語長文
前期 動詞と文型
時制
助動詞
仮定法
準動詞
動詞と文型
itを用いた構文
不定詞
動名詞
分詞
助動詞
仮定法
医のアート
風邪
熱の効用
食事と健康
脳(その1)
動物実験
痛み
医薬品開発
プラシーボ
医師の命令
人体材料
医師の
思考パターン
夏期講習
後期 関係詞
接続詞
比較
形容詞・副詞
名詞・冠詞・代名詞
特殊構文
関係詞
比較
目的・結果
倒置・強調
長文読解への応用
総合演習
人生の意味
言語と進化
心理と治癒力
脳(その2)
診断技術
身体的苦痛
代替医療
危険を
察知する能力
医学進歩と動物
子供の社会適応
医学の社会的側面
認知症の予防法
フロムによる
死生観
冬期・直前講習

 

高三化学

医学部専門予備校YMSの理論的な理解に立脚した知識の定着とその運用能力の養成を図る高三化学

■限られた時間の中で最大の効果を上げるには?

高三本科コースでは、限られた授業時間の中で最大限の効果を生み出せるように緻密なカリキュラムを設定しています。現役生は何といっても学校での授業が主体となりますので、学校の学習進度も意識したカリキュラムになっています。学校の授業で1巡目、YMSの授業で2巡目(分野によっては学校の授業と前後することがあり得ます)、夏期講習で3巡目、冬期・直前講習で4巡目という捉え方をすれば、定着度が格段に上がっていきます。学校によって進度や学習する順序は大きく異なりますので、学校との両立などのコーディネートは担当講師と担任がタッグを組んで行います。

YMSにおける化学の授業は1週間に2回行われます。前期では〔化学①〕で理論化学の化学量論、〔化学②〕で理論化学の構造理論と反応理論を扱います。理論化学は高一、高二の間に一通り学校で習い終わっている生徒が多いですが、断片的になっている知識をもう一度整理しなおして線で結び、教科書レベルから医学部入試レベルに引き上げていきます。また、理論化学の知識はそこにとどまることなく、無機化学と有機化学の理論的基礎ともなる分野ですので、前期は化学理論を完全に理解して盤石な基礎を作るのに注力します。

■無機化学・有機化学も単なる暗記にとどまりません

後期では有機化学と無機化学の各論に入ります。〔化学①〕で有機化学の基礎となる部分から学習を始めます。ここでは分子の構造や極性、酸塩基反応や酸化還元反応などの構造理論・反応理論が重要な基礎となりますが、前期で学習した内容を復習できるように配慮して授業は進められます。その上で、脂肪族化合物と芳香族化合物について、命名法・異性体・反応などについて徹底的に演習していきます。天然有機化合物・合成高分子化合物に関しては〔化学②〕の後半で扱いますが、この段階では脂肪族化合物の学習が完了しており、芳香族化合物の学習が終わっていなくても、スムーズに学習を進めることができます。学校でまだ高分子化合物を習っていないという生徒でも理解できるよう、一から丁寧に指導していきます。

また、〔化学②〕の前半において無機化学を扱います。無機化学については少し速めの進行となりますが、ここでも前期の理論化学を意識した授業となります。無機化学というと単なる暗記分野というイメージがある人が多いですが、「覚えるべきこと」と「理解すべきこと」をしっかり区別することが最も大切な分野です。授業では理論化学と関連づけて「理解するべきこと」を中心に扱いますが、「覚えるべきこと」は何かについても授業で提示し、自習で確実に記憶を定着できるようにするための方法や演習法について伝授していきます。

《年間カリキュラム》

  高三化学① 高三化学②
前期 熱化学式方程式
反応速度
化学平衡
酸塩基反応
電池
三態変化
気体
溶液
希薄溶液
酸化還元反応
電気分解
夏期講習
後期 有機化合物の構造
脂肪族炭化水素
脂肪族化合物
分子式の決定
芳香族化合物
脂肪族化合物の構造決定
芳香族化合物の構造決定
生命の化学
医薬品の化学
非金属元素
金属元素
油脂・セッケン・合成洗剤
糖質
アミノ酸・タンパク質
合成高分子化合物
冬期・直前講習

 

高三生物

医学部専門予備校YMSの最新の医学部入試分析に基づく合格カリキュラム、高三生物

■9カ月で合格点を取るための効果的なペースメイク

現役生と高卒生で最も差がつきやすい科目ナンバーワンは?その答えは「生物」です。生物は一見すると簡単そうに思えるため、覚えるだけの暗記科目と勘違いしてしまい、後で覚えれば大丈夫だろうと考えて、おろそかにしてしまう生徒が非常に多いのです。

はっきり言って、生物が苦手では医学部には合格できません。他科目の合格最低点が低いことがよくありますが、生物の合格最低点が低いことはほとんどありません。受験は総合点勝負ですから、他科目で失敗した穴を生物で埋めて合格を勝ち取るのが一般的なのです。

高三本科コースの生物の授業は、学校の授業時間数よりも少ない時間で生物(「生物基礎」+「生物」)の全範囲を扱うため、学校の授業よりも学習効率が高くなるようにカリキュラムを組んでいます。教材に関しても、毎回決められたテーマに関する基本事項を穴埋めのテキスト形式を用いてインプットし、基本問題ですぐに知識の確認、定着を図り、応用問題で深い理解と考察力を磨くように緻密に作られています。

■最新の医学的知識にまで及ぶテキスト

医学・生物学の領域は新しい知見や発見が次から次へとなされており、過去の知識はどんどん塗り変えられていく世界です。現代生物学が躍進著しいこと自体は大変結構なことなのですが、そのような背景が入試問題に直ちに跳ね返る分野でもあるのです。受験生物の特長の一つとして、そのような新知見が入試問題として直ちに出題されていることをよく見かけます。医療関係や環境問題関連は特にその傾向が強いと言えます。

また、日本人研究者による業績がよく出題されるのも最近の傾向です。ただし、医学・生物学上どんなに重要な発見であっても、すぐには高校の教科書にその内容は掲載されません。YMSの教材はこれらの最新の医学・生物学の情報を可能な限り取り入れ、医学部入試問題の傾向に即応させています。

《年間カリキュラム》

  高三生物① 高三生物②
前期 細胞・組織
遺伝子の本体
DNA
一遺伝子一酵素説
転写・翻訳
遺伝子発現の調節
突然変異
バイオテクノロジー
刺激の受容
自律神経とホルモン
腎臓の構造
浸透圧調節
肝臓・循環
酸素解離曲線
免疫
効果器
夏期講習
後期 生殖・細胞周期
配偶子形成
発生
幹細胞とその利用
進化論
ハーディ・ワインベルグの
法則
分子時計・系統分類
酵素
異化
光合成
同化
植物の反応
生態系
冬期・直前講習

 

高三物理

医学部専門予備校YMSの医学部特有の問題を攻略して得点源にする高三物理

■物理選択者は物理が得点源

医学部入試において、物理を選択した以上、物理が得点源でなければ意味がありません。物理の問題の性質上、物理が得意な受験生は80%以上の得点率を取れる一方、ちょっとした失敗をしてしまった受験生は簡単に40%以下の得点率で終わってしまいます。大問の最初の設定で間違えてしまうと、どれほど後の複雑な立式ができても得点にはなりません。ですので、まずは基本ができていること、これが最も重要なことです。

そして、次に重要なのは、標準問題がミスなく解けることです。難問はいくら考えても時間ばかりかかって得点に至らないことが多いです。それより、冷静に取り組めば取れるはずの基本問題でそつなく得点を稼ぐ人が受験で成功するのです。YMSの物理はどの生徒も標準問題をミスなく解く力を身につけ、それが達成できた人に応用問題を解く技術を伝授しています。

■すべての法則をイチから導く

物理の学習においては、公式を丸暗記した上で、典型問題の演習を繰り返すようなパターン学習を続けていても、真の学力は身に付きません。そのため、YMSの講義ではすべての範囲において基本法則の導出から入り、問題演習において解答能力を高めるという方式をとっています。

高三本科コースの教材は、全分野の基本事項を網羅するように編集しており、公式の意味や使い方をしっかりと理解し、弱点分野を作らないように工夫しています。複数ある解法については、より早く、正確に、そして応用の効く解法を紹介して、実戦力をつける基盤を築きます。また、医学部入試においては「原子」や「交流」の分野も頻出ですが、高校では習い始めるのがとても遅いため、現役生にとっては十分な対策ができないまま入試を迎えるのが現状です。しかし、YMSでは夏期講習で「原子」や「交流」を先取りすることで、高卒生にも負けない物理の学力を身につけることができます。

YMSでは、市販されている一般的な問題集にはない医学部特有の問題やクセの強い問題を多く載せることで、解答能力を高め、医学部合格力をつけられるようにしています。

《年間カリキュラム》

  高三物理① 高三物理②
前期 波の基本的性質・グラフ
波の式
弦の振動・気柱の共鳴
ドップラー効果
光の屈折・反射
干渉
電場と電位
コンデンサー
電流と抵抗
等加速度運動・放物運動
運動方程式
慣性力
剛体のつりあい・重心
仕事と力学的エネルギー
力積と運動量・衡突
円運動
夏期講習
後期 コンデンサー回路
電流計・電圧計・非線形抵抗
RC回路
電流と磁場
荷電粒子の運動
電磁誘導
LR回路・電気振動
交流
単振動
万有引力
気体分子運動論
熱力学第一法則
熱サイクル
断熱変化
光電効果
コンプトン効果・
ブラッグ干渉
原子模型
半減期・核反応
冬期・直前講習

 

高三「医のアート」

医学部専門予備校YMS 現代の医療従事者に求められている「医の心」を育てる「医のアート」

■単なる面接・小論文対策ではない!

ヒポクラテスやプラトンの昔から、医術(医学)は「アート」であると言われてきました。阿部正和先生(元東京慈恵会医科大学長)は、「スキル」だけでなく「医の心」や「医の道」を含めた概念が「医のアート」であるとおっしゃっています。YMSでは、医師を目指す若者の資質を伸ばすためには、「医のアート」の理解と追及が重要であると考え、指導しています。

一見、「医のアート」は学科の学習と関係がないように思われますが、生徒の志望動機を強めると同時に、その効果として学習意欲も高めることとなり、結果学力アップにも大きな影響を与えるのです。医師の資質を高めるために「医のアート」があるとするならば、学科対策よりも重要だと言っても過言ではありません。

「医のアート」は単なる小論文・面接対策ではなく、生徒が医学部に行くこと、医師となり社会貢献することを本気で望み、さらに、辛い受験勉強でも乗り越えられるようになり、結果として成績も向上する効果を持つのです。

■42年間積み上げられた経験と情報が満載

「医のアート」の教材は、入学時に生徒自身が作成する「医のアートのカルテ」に始まります。生徒は家庭環境から高校での委員会、課外活動、自由研究、ボランティア、読書、そして自己分析(医師になる資質や特技、長所・短所など)をします。

そして、担任と相談して、基礎となる情報を整理して「医師志望理由」や「将来の抱負」などを組み立てます。また、医学部の入試概要、求める医師像を理解したり、医療問題、国際問題、環境問題など視野を広げ、多角的に医学・医療を取り巻く問題について理解し、自分の考えを表現できるように教材を編集しています。

さらに、新入試制度に対応するため、「自己表現」、「説明能力」というプレゼンテーション能力を高めるための素材も組み込んでいます。これらは、YMS創立以来指導内容に組み込まれており、他に追従するものはなく、『唯一無二』と言えると思います。

■通期での学びが「いい医師になる」素養を育む

全学年週に1回「医のアート」の授業を受講。テーマは「医学部入試の概要」「どんな医師になりたいか」「医師の適性とは」「医師不足や偏在など医療問題」「医学の歴史」「医療倫理」「環境問題」「面接対策」「小論文対策」「願書の書き方」など、小論文のテーマ、面接の質問事項、願書内容に利用できるすべてを含みます。

「医のアート」の授業を導入にして、担任は担当生徒それぞれに合う活動や読書、研究内容を指示し、同時に志望動機や将来の抱負を生徒とともに考えていきます。夏期には担任と相談して決めた方針に従い、ボランティアや病院見学、研修旅行、セミナーなどに参加します。

これらの指導は年間を通して継続的に行われます。そして、出願が始まる12月初旬までには願書の書き方も指導し、しっかりとした動機を抱きつつ受験期を迎えることができるように工夫されています。受験を迎える頃には医師としての立派な資質が身についていることになります。

また、月に1回の現役医師による「AU時代の医師」(AU講座)は、日本国内の医療に留まらず、ボーダーレスに活躍する可能性を追求します。この講座では特に探求心を高め、プレゼンテーション力をつける効果が期待できます。

《年間カリキュラム》

  高卒・高三「医のアート」
前期 医学部二次試験アウトライン
君はどんな医師になりたいのか
環境問題
面接の達人
ボランティア、適性試験
医師-患者関係(患者中心の医療)
ポイントは読書研究だ!
面接・小論文における視野のトレーニング①
医師不足・医師の偏在
医学の歴史
「医のアート」とは
面接対策講座「講義」
後期 夏の報告(ボランティア、読書、研究など)
遺伝病と遺伝子治療
医療倫理
小子高齢社会
一般社会問題
各種面接対策
国際社会問題
面接・小論文における視野のトレーニング②
願書の書き方・自己評価書の書き方
願書チェック

 

合格体験談

YMS 高三本科コースの卒業生

松田 丁 悠世くん
2021年度 東海大学医学部 進学

医学部専門予備校YMSの合格体験談 東海大学医学部進学

高2最後の春休み、祖父の病院に届いたYMSのパンフレットがきっかけとなり、私は知らないうちに入塾試験を受けることになりました。担任の市川先生より、新しい仲間として受け入れてくださる旨のメールが届き、それまで勉強習慣が定着していなかった私が「これはもう入るしかない!」と思い、決断した日がまるで昨日のように感じるほど、YMSの先生方と仲間たちと過ごした日々は充実していました。
高3になるまで毎日部活後に帰宅するとクタクタで、自分を律して机に向かう気力がなかなか出なかった私は、YMSの担任制度によって自己管理に自信がない面を十分にフォローしてもらえました。毎月ノートチェックをしてもらい、他のメンバーとの比較をされたことが緊張感を保つのにとても役立ちました。時に厳しく指導いただける面談があるからこそ、日々の努力を継続できたと思います。願書の書き方や二次面接に関しても、個々の生徒に適した指導を根気よく何度もしていただき、私が二次試験を受けた4校すべて合格できたのは、担任の市川先生のご指導のおかげです。
また、「医のアート」やAU講座の授業では、医師になるための心構えを深く学び、プレゼン発表や互いに感想を述べる機会を与えられるため、生徒間に仲間意識が芽生えます。受験当日までお互い励まし支え合い、心の糧となりました。卒業後もYMSの仲間たちとは、大学の定期試験前に勉強方法の相談や情報交換をしつつ、定期的に会っています。
家族や高校の友人達からも、まさか現役で医学部に合格するとは思われていなかった私が、今、こうして充実した医学部生活を過ごしているのは、YMSと出会い、先生方を信じた結果です。

後輩へメッセージ

英語は重要なので、苦手にしないこと。面接は声を大きく、第一印象をよくすることが重要だと思います。YMSの指導にしっかり乗れば大丈夫です。頑張ってください。

 

井上 すず子さん
2021年度 聖マリアンナ医科大学 進学

医学部専門予備校YMSの合格体験談 聖マリアンナ医科大学進学

私は高校2年生で部活を引退してからYMSに入学しましたが、知識に穴が多すぎて何から手をつければよいのかわからない状態でした。姉が通っていたことも大きかったのですが、二次対策を受験勉強と並行して行えるカリキュラムに魅力を感じて、入学しました。集団授業でしたが担任指導があったので、安心して勉強に集中することができました。担任の先生が自分に合った学習計画を提案してくださり、頻繁に課題の難易度や進度の調整を行えたため効率よく学習を進めることができたと思います。
受験間近になったときも担任の神保先生とたくさんやりとりをすることができたので、勉強内容に関しても、勉強に直接は関係のない事柄に関しても、疑問や不安をすぐに解決できる環境にありました。おかげで試験直前に焦ることなく、以前から準備していた自己PR材料を持って面接に行くことができました。
授業は、先生と生徒との距離感が近い上、授業を受けるメンバーがいつもほとんど同じだったので、質問も雑談もしやすかったです。YMSに来ると勉強する空気があるので、勉強に集中して取り組めました。また、YMSの先輩から受験に関する情報をたくさん教えていただいたこともありました。上下関係なく、気軽に先輩とも話せる環境がYMSのいいところだと思います。
この環境と経験が自分の宝になると思って勉強すると、モチベーションが高く維持できると思います。
将来は、病気のことだけではなく、周りのことをよく考えて行動できる医師になりたいと思っています。

後輩へメッセージ

YMS卒業後も、YMS時代の仲間と交流が多数あります。同じ志を持っているから、受験生のときと変わらず、とても居心地がよいです。

 

時間割

時間割(例)
  6限
17:45-19:15
7限
19:30-21:00
月曜日 教室2 高3数学JK  
教室3 高3数学ST  
火曜日 教室1 高3生物  
教室2 高3物理  
教室3   高3医のアート
水曜日 教室3 高3英語JK 高3数学JK
教室5 高3英語ST 高3数学ST
木曜日 教室3 高3物理 高3化学JK
教室5 高3生物 高3化学ST
金曜日 教室3 高3英語JK 高3数学JK
教室5 高3英語ST 高3数学ST
土曜日 教室5 高3化学ST 高3英語ST
教室6 高3化学JK 高3英語JK

 

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「いい医者」を育てることを
目標にしています。

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