受付時間
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近年の医学部の出題傾向と難易度に忠実に教材を作成し、生徒に必要な知識と考え方、設問の意図、その解法を伝授することを主眼としています。具体的には、各大学の解答速報を作成するところから教材作りは始まります。そして、実際に担当講師は問題を時間内に解き、分量や難易度、時間配分などを把握します。他教科の担当者と協議の上、過去の合格最低点などを勘案して、一般的にはどの程度の得点率が必要となるのか判断します。
講義では、単に知識のインプットだけでなく、たとえ文法事項であっても「なぜそうなるのか」にこだわり、論理的に正答に至る力を養成することを重視しています。
例えば、no more than~が「~しかない」という意味になる文法的根拠、英語長文中の指示代名詞it/this/thatなどが何を指すか、またはdoing soの内容がどこにあるのか、など、できるだけ明確に説明します。結果として、たとえ忘れても考えて思い出せる、あるいは未知の表現や難解な文章を解読する応用力が身につく効果が期待できます。
YMSの英語の教材は、実際に出題された入試問題を元に作成されています。その年の教材から既習の内容がどの程度入試本番で出題されたかを振り返り分析し、翌年度の教材に反映させます。また、最新の医学論文に触れるため、Lancet誌やEnglish Journal of Medicine誌、Nature誌、Newsweek誌、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ホームページに至るまで、日々情報収集をしています。
結果として、授業で扱ったものと同じ英文が本番の試験で出題されたことは少なくありません。また、「医学部への英語長文」は国公立、私立を問わず医学部入試において頻出のテーマを扱い、医学・医療に関する語彙、表現、内容に慣れ親しむことを目的に編集されています。毎回の授業の始まりには、「キクタンAdvanced」、「キクタン医学部受験編」、「英語頻出問題総演習」を用いた小テストを行い、医学部入試頻出の語彙や文法・語法事項の確認と定着を図ります。
高卒生は90分週5コマ、高三生は週3コマの設定をして、基本的な文法・語法、構文については、「英文法・語法」、「英語構文A・B」、「英作文」の講義で進度(指導内容)を合わせ、相互関係を構築し、できるだけ有機的に学習できるよう工夫がなされています。
前期後期で一通り学習内容は網羅し、夏期講習に全範囲の基本事項の確認、冬期講習に全範囲の重要事項と細かい知識の整理、直前講習で応用と実戦演習、そして模擬試験で毎月の学習到達度の確認と、年間で同じ項目を5周するようにカリキュラム編成されています。
国公立本科コースでは通常の講義に「英作文」が設定されています。さらに、英語を得点源にしたい生徒には、最新の医学論文を教材にした「二次対策英語」、自由英作文にも対応した「医学部英作文特講」を、英文読解が苦手な生徒向けには「基礎英文読解」、文法系が苦手な生徒向けには「英文法・語法(演習)」などの選択講座を設置して、それぞれの学力やニーズに対応しています。
高卒コース年間カリキュラム | ||||
①英文法 | ②構文 | ③語法・整序・英作文 | ④医系長文 | |
前期 | 文法・語法 | 構文読解 | 整序・英作文 | 長文読解 |
(英文法・語法+構文のテキストの中で、 関連項目についての問題を扱います) |
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夏期講習 | ||||
後期 | 文法・語法 | 構文読解 | 整序・英作文 | 長文読解 |
医学部入試問題演習(文法・語法) | 医学部入試問題演習(長文総合) | 医学部入試問題演習(作文・整序など) | ||
冬期・直前講習 |
高三コース年間カリキュラム | |||
①英文法・語法 | ②英語構文 | ③医学部への英語長文 | |
前期 | 動詞と文型~準動詞 | 動詞と文型~準動詞 | 「科学とはなにか」「医師と患者の関係」「風邪」 「痛み」「プラセボ効果」 など |
夏期講習 | 全範囲の基本事項の確認 | 典型的基本構文の理解と定着 | 医学部入試問題(標準問題) |
後期 | 関係詞、接続詞~比較 | 関係詞~比較、強調、 倒置などを用いた構文 |
「身体材料」「安楽死」 「医学の社会的側面」 「動物実験」「代替医療」 など |
医学部入試長文読解問題 の演習 |
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冬期,直前講習 | 医学部の入試問題にて 実戦力養成 |
医学部の入試問題の分析と 実戦力養成 |
医学部の入試問題にて実戦力養成 |
YMSは受験技術を教えるだけでなく
「いい医者」を育てることを
目標にしています。