東邦大学医学部模試(受付前)
試験日 |
2024/1/5(金) |
申込締切 |
未定 |
受験料 |
6,600円(税込) |
試験会場
東京会場 |
【YMS校舎】
・JR、大江戸線「代々木」駅徒歩2分
・小田急線「南新宿」駅徒歩2分
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大阪会場 |
【メビオ校舎】
・京阪、地下鉄谷町線「天満橋」駅徒歩3分
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福岡会場 |
【英進館メビオ校舎】
・福岡市営地下鉄「天神南」駅徒歩4分
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東邦大学医学部入試の特徴・傾向(2022年度)
近年の入試出題分析
- 英語 試験時間:90分
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構成・出題傾向
東邦大学英語2022問題は、前年度までの入試問題傾向を踏襲したものである。
試験時間(90分)に比した問題数が多いため、個々の問題にこだわる余裕はない。
傾向と対策
内容一致の選択肢はそれほど紛らわしいものはないが、英訳選択問題は選択肢が紛らわしいため正確な判断のためにはある程度の時間を要する。効率的に得点するためには、普段からある程度の量の英文を読む習慣を身ておく必要があろう。
大問2のように、体裁上長文問題となっているものでも文局所やその前後関係から正答に至る問題もあり、この類の問題に時間をかけずに通過したい。短文のかたちでないものでも安定して高得点を得るためには文法、構文の知識充実は必須となる。
尚、大学より提供された試験問題は大問4および6の情報が省略されていたため、前年までと同種の問題(大問4:誤謬指摘・大問6:和文対照正文選択問題)と想定して評価している。
- 数学 試験時間:90分
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構成・出題・難易度
例年、マークシート形式で大問が10題、それぞれの大問には設問が2つずつある形式で試出題されている。
全体的に、易しい問題からやや難しい問題まで難易度の順に並んでいる。
また、各大問内の設問は、前半の設問が易しく、後半の設問の方が難易度が高い、もしくは計算が面倒な問題となっている。
出題傾向
大問が10題あるため、データの分析を含め、すべての分野から偏りなく出題されている。
2022年度も上の傾向に沿った出題であった。例年は問題9、問題10の2題が難し目の問題であるが、2022年度は問題10のみが難しめの問題であったため、やや易しくなった印象がある。
また、数学Ⅲの積分法の応用が出題されなかった。
必要な対策
基礎がしっかりとしていると点数が非常に取りやすい問題構成となっている。
まずは教科書の章末問題レベルまでを徹底しておきたい。
教科書の内容を一通り終えた後は、教科書+α~入試基礎レベルくらいの問題演習を全分野にわたって行っていくとよい。
- 化学 試験時間:120分(理科2科目)
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構成・出題
大問3題構成で、試験時間は理科2科目で120分である。
出題傾向
大問3題とはいえ、□2、□3は2~3の中問に分かれているため、試験時間の割には設問数が多く、時間的な余裕はないと思われる。
対策
理論分野に関してはやや難度の高い出題がみられるため、少し難しめの問題集を使って十分に対策をしておく必要がある。ここ数年の出題傾向をみていると少しずつ易化しているように思えるが、「化学反応のエネルギー変化」や「有機化合物の立体的構造(立体異性体)」に関する出題は毎年のようにみられ、この部分で大きく差がつくものと思われる。2022年度は「化学反応のエネルギー変化」に関する出題はみられなかったが、普段の学習ではこのあたりは手薄になりがちであるため、引き続き意識した対策が必要であると思われる。
- 物理 試験時間:120分(理科2科目)
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出題・難易度
大問6問で理科2科目120分。難易度は「やや易~標準」、問題量は「やや多い」。22年度はやや易化。
大問ごとのコメント
【大問1】一見見慣れない設定だが、それぞれの運動を捉え、必要に応じて相対運動として捉えることができれば難しくはない。
【大問2】剛体の転倒と遠心力を扱う典型問題。
【大問3】典型問題ではあるが、これを完答できるかどうかで差が付く。
【大問4】交流の基礎が身に付いている受験生にとっては基本問題だが、差が付いたと思われる。
【大問5】基本問題。完答必須。
【大問6】典型問題ではあるが、完答は難しかったかもしれない。
出題傾向・対策
大問数は年々減少傾向にあり、それに伴い、かつては小問形式だったのが近年は中問~大問形式に変化している。全分野から出題されるが、「原子」からの出題は2年~3年に1回程度。数値計算やグラフ選択問題は少な目。きちんと学習してきた受験生であればほとんどが見覚えのある問題で、設問の流れも素直で解きやすいため、必然的に高得点の争いとなる。
一方で、試験時間に対する分量が多いので,素早く解き進めていく必要がある。
大問を1問でも丸々落とせば致命傷なる。テーマの抜けがないように標準レベルの問題集を完璧にこなせるようにし、かつそれらをスピーディに解ける状態にまで仕上げておく必要がある。
また、「平均二乗速度」や「ポアソンの式」など,本学が受験生に想定している知識レベルを知るために過去問演習を行うことも有効である。
- 生物 試験時間:120分(理科2科目)
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出題傾向
東邦の生物は、2016年以前は小問集合のような形式であったが、2017年から各大問でひとつのテーマに沿った出題形式となっている。
今年度は大問4題の出題で、昨年度よりも1題減った。
大問数(4~8題)は年度によって異なる。難易度は標準的なものが多く、グラフを解釈する問題がよく出題されている。
傾向と対策
単に知識をインプットしているだけでは解答しにくいように工夫がしてある問題が見られるので、それに合わせた対策を講じたい。
解答形式はすべてマークシート式である。問題により、「1つ選べ」、「2つ選べ」等さまざまであるので、その部分の読み飛ばしには注意したい。
問題の選択肢は、他の大学に比べて数が多く、文章の内容が細かいことがあるというのも東邦の特徴のひとつである。
実験問題は、古典的な実験よりも、新しい技術を使ったものが多く見られるので、資料集などを用いて、高校教科書よりも少し詳しく知識を身につけておくと役に立つ。
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※今後の状況によってはやむを得ずスケジュール等を変更させていただく場合もございます。
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