杏林大学医学部模試(終了)
試験日 |
2023/5/14(日) |
申込締切 |
2023/5/11(木)20時 |
受験料 |
6,600円(税込) |
当日の時間割
※時間割は変更になる場合があります。
科目 |
時間 |
理科 |
09:30-11:10(100分) |
数学 |
11:25-12:25(60分) |
休憩 |
12:25-13:10(45分) |
英語 |
13:10-14:10(60分) |
試験会場
東京会場 |
【YMS校舎】
・JR、大江戸線「代々木」駅徒歩2分
・小田急線「南新宿」駅徒歩2分
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大阪会場 |
【メビオ校舎】
・京阪、地下鉄谷町線「天満橋」駅徒歩3分
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福岡会場 |
【英進館メビオ校舎】
・福岡市営地下鉄「天神南」駅徒歩4分
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杏林大学医学部入試の特徴・傾向(2022年度)
近年の入試出題分析
- 英語 試験時間:60分
-
出題・傾向
2020年度より傾向変化があり、文法・語法、語句整序、文整序、長文から成る4題構成となった。中でも大問3の文整序問題が特徴的で、ディスコースマーカー・指示語・パラフレーズなどに注意しながら解答の手掛かりを探していく必要がある。5問中前半3問は論説文、後半2問は会話文中の文整序。年によってはかなり判断に困るような微妙な問いが出題されたこともあるが、本年度は比較的平易で取り組みやすかった。長文は形式上は1題であるが、その中で2本出題され、それぞれに対し5問ずつ設問が充てられている。
全体として
2020年度は10問ずつ、合計20問であったが、直近2年度は設問数が半減し、60分という解答時間がかなり余ってしまう試験となっている。長文そのものの難度も共通テストレベルとなり、急激な易化が進んでいる。結果として近年は高得点域での戦いとなっているが、その揺り戻しで再び難化する可能性も十分にあるため、油断しないように。
- 数学 試験時間:60分
-
構成・難易度
全問マークシート形式である。2020年度までは大問が4題だったが、この2年は大問が3題で、大問3の問題量が多めに設定してある。
2020年度までは大問の難易度は均等に作られている印象だが、直近の2年は大問3の難易度を上げていると考えられる。
傾向
2022年度はしばらく出題のなかった数学Ⅲの定積分の問題が出題された。2022年度の大問1と大問2は、3倍角の公式や部分積分を使えるかの確認のような問題であり、大問3は幾何と空間図形についての問題であった。大問1と2でどれだけ点数を取れるかがポイントであり、今後もこの出題傾向は続くのではないかと考えられる。
必要な対策
簡単な公式や知識を正確に早く出力できる力が必要である。普段から時間を測り、どれだけ早く解けるかという部分に拘って問題演習をする必要がある。
典型的な解法パターンを覚え、当たり前のように使える力が重要となる。
- 化学 試験時間:100分(理科2科目)
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構成・難易度
大問4題構成で、試験時間は理科2科目で100分である。2021年度に比べて大問数が1増えたが、総マーク数は減少しているため、分量は変わらない。
また、2021年度に比べて難易度はやや難化しているが、近年易化傾向にあることは変わりなく、化学単独でみれば高得点の争いになる。
傾向と対策
杏林大学の出題の特徴としては、「2つ選べ。」「すべて選べ。」のような設問が多いことが挙げられる。そのため、教科書レベルの知識に関してはもれなく正確に出せるようにしておく必要がある。また、他大学と比べて無機化学の比重が大きいため、物質の製法や特徴などはもれなく覚えておく必要がある。計算問題に関しては、選択式ではなく自分で数値をマークする形式であり、少々の計算ミスが命取りになる可能性があるので、日々の学習においても「たかが計算ミス」と侮らないようにしよう。
- 物理 試験時間:100分(理科2科目)
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出題・難易度
理科2科目100分、大問4問。
例年、難易度は「標準」、問題量「多い」。2022年度は、数値計算が重くなった分だけ昨年に比べやや難化。
大問ごとのコメント
【大問1】(1)は落とせない。(2)は簡単。(3)は、(b)が誘導が少なく計算も重いため、後回しにするのがよい。
【大問2】(1)は典型問題であり、これを完答できないと合格ラインには乗れない。(2)は典型問題だが、計算がやや重い。(3)は簡単。
【大問3】重心の扱いに慣れているかが問われた。特に(b)を定性的に考察できたかどうかで差が付く。
【大問4】典型問題であり、完答を目指したい。
傾向
例年、大問1と大問2はやや易~標準レベルの小問集合であり、原子分野を含む全分野からまんべんなく出題される。大問3は標準~やや難レベルの力学、大問4は標準~やや難レベルの電磁気というのが例年の傾向であったが、近年易化傾向にある。
対策
大問1と大問2に関しては、2021年度の「2乗平均速度」や「凹面鏡」のような対策が手薄になりがちな項目についても、抜かりのない対策が必要。本番では、大問1と大問2で9割程度の正答を目指し、大問3と大問4では8割程度の得点を確保したい。試験時間が短いため、重めの数値計算を適宜後回しにしつつ、いかにスピーディに得点を積み上げていくか鍵となる。
- 生物 試験時間:100分(理科2科目)
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出題
杏林大学の生物は、マークシート方式で、例年であれば大問数が3題、今年度は昨年などと同様に4題となり、安定していない。
出題傾向
5年ほど前からは分野がはっきりとしている大問が減り、小問集合により近い出題内容となっているため、これまで以上に幅広い知識が必要になった。
中でも生態系・進化と系統の出題も小問集合で見られる。遺伝の計算など典型的な計算問題が出題されるため、計算問題も対策を講じておきたい。出題内容は、ほとんどが基礎~標準的であるが、全体の1~2割に計算や実験の考察など、やや難易度の高い問題が含まれている。
対策
中には高校の教科書の範囲を超えるような出題も見られるが、それに惑わされることなく、基礎~標準的な問題をきっちり押さえ、典型的な計算問題を手際よく解答できるようにすれば、合格圏内に入ることが可能である。
2023年度 杏林大学医学部(一般試験)で
YMSの『杏林大学入試予想』での出題がズバリ的中
2023年度 杏林大学医学部
一般 生物 入試問題
「解糖系とクエン酸回路の場」と「ラクトロースオペロン」が大的中!
YMSの杏林大学「入試予想」から、本試験の問題がズバリ的中!
2022年度 杏林大学医学部(一般試験)で
YMSの『杏林大学医学部模試』での出題がズバリ的中
2022年度 杏林大学医学部 一般 化学 入試問題
「アニリンのジアゾ化」「カップリング反応」「理想気体と実在気体の違い」
「フッ化水素酸の性質」「銀アセチリドの生成反応」
「アンモニア水のpHの求め方」が大的中!
YMSの杏林大学「模試」「直前講習」「入試予想」から、本試験の問題がズバリ的中!
2022年度 杏林大学医学部(一般試験)で
YMSの『杏林大学医学部模試』での出題が完全的中
2022年度 杏林大学医学部 一般 物理 入試問題
「熱力学のP-Vグラフの問題」が大的中!
YMSの2021年度杏林模試から、本試験の問題がズバリ的中!
杏林模擬試験での出題が“完全的中”!
完全再現の予想問題!
医学部受験において志望校の出題傾向を知ることは、合格への第一歩です。YMSとメビオと英進館メビオの「私立医学部大学別模試」は医学部専門予備校だからこそできる、各大学の出題傾向を徹底的に分析した完全再現模試です。
また模試終了後、答案返却を可能な限り早くお手元にお届けすることで、まだ記憶が新しいうちに復習をすることが可能です。
2023年度実施予定大学一覧
※高3・高卒対象
※今後の状況によってはやむを得ずスケジュール等を変更させていただく場合もございます。
主な特長
私立医学部入試はこの30年で劇的に難化し、倍率も非常に高い状態が続いています。いまや合格のための偏差値は早慶理工を下回る大学はほとんどない、という時代。しかも私立大学の医学部入試はそれぞれが特徴的で、大学ごとに入念な傾向分析と対策がなければ太刀打ちできない問題が出題されます。
YMS・メビオ・英進館メビオは、それぞれ長年の分析の成果を惜しむことなく公開し、精度の高い予想問題と重要なポイントを網羅していきます。
長年医学部受験指導を担当してきた講師が積み重ねてきたノウハウをもとに、独自の再現模試を行ってきました。2021年度はついに3校の提携のもと、より充実した合計19大学(23回)の大学別公開模擬試験を開催することになりました。模試を作成した講師自らが、採点・実力判定から解説までの全てに携わります。
■ 1 ■ 次年度入試をズバリ予想した出題
過去に直前講座などで的中を連発している熟練講師が問題を作成。次年度入試問題の対策テキストとしても効果は絶大です。
※本入試での出題を保証するものではありません。
■ 2 ■ 医学部専門だからこそできる私大医学部別の模試
5月から入試直前まで、私立医学部大学別模試は続きます。
これだけ多くの大学別模試が実施できるのは、医学部専門予備校として42年にわたる圧倒的合格力と、各大学医学部の入試に精通した講師が作成するからです。
旧設上位校から人気校まで、志望校の判定はもちろん各大学特有の傾向に慣れることで、今後の学習にも役立ちます。
■ 3 ■ 解答用紙・出題のクセに至るまで完全再現
問題の表紙や解答用紙のレイアウト、文章の言い回しまで忠実に再現。長年の分析の成果を惜しむことなく公開します。
■ 4 ■ 受験から10日程度で成績表をお送りします
志望校合格に向けた復習も時間が空いてしまっては効果的に行うことができません。
YMSの医大別模試は受験から10日程度で答案と分かりやすい個人成績表をお返しするので、具体的かつ的確な学習計画が練りやすくなります。
各大学ごとの模試詳細はこちら