コース案内

高卒国公立本科コース

医学部専門予備校YMSの高卒国公立本科コース
定員:30名程度

コース内容

国公立を主題に私立難関医学部も見据えて

国公立をターゲットにしつつ、私立難関医学部にも合格することを目標にしています。
大学入学共通テストを視野に入れながら、各科目の学力を高めていくのはもちろん、志望校に合わせた面接や小論文などの対策も含めて指導していきます。
必修の授業数を抑えているので、様々な受験の形式に対応できるよう担任による総合的な受験指導が行われ、合格の可能性を高めています。

大学入学共通テスト対策

週に3回の「国公立共通テスト特訓」の授業では、共通テストの形式に早くから慣れ、時間に余裕を持って解けるように指導しています。
また、国語と社会(倫理、政治・経済、地理)の授業も選択講座で実施しています。
医学部受験生のみを対象とすることで、共通テストの対策を効率的に講じることが可能となり、最小の労力で最大の成果が得られる授業を展開します。

高卒本科HYPER と国公立本科の違い

ターゲットの違い HYPERクラスは難関私立医学部、特に5G(慶應・慈恵・順天堂・日医・昭和)を中心に国公立まで広く狙います。国公立コースは、国公立を中心に受験します。
教材の違い 高卒本科コースのテキストは、5Gを中心に関東私立医学部の入試問題を通年で学びます。国公立コースのテキストは、国公立医学部の問題を通年で学び、私立医学部については夏期・冬期講習で学びます。
ご家庭の事情の違い 難関医学部に絶対入りたいという生徒はHYPERクラス、何が何でも国公立という生徒は国公立コース。境界線上の生徒は個別に相談が必要です。

 

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科目別指導方法

高卒国公立本科コース 数学

より高い目標に挑むための数学力を身につける高卒国公立本科コース数学

■YMSの数学はなぜ合格に直結するのか?

国公立医学部の入試は、中堅大から難関大まで、証明問題を含めた記述式解答が中心で、解答に至る過程が重視されます。そのため、医学部専門予備校YMSの国公立本科コースの教材では、公式や典型問題の解法を覚えているだけでは正解に至らず、根本の理解を問う問題を多く取り入れているのが特徴です。各授業は予習を前提としており、まずは自分なりの答案を書いてきてもらうことで、事前に自分が分かっている部分とそうでない部分を明確にしてから授業に臨んでもらいます。授業では基本事項の確認から始まり、問題の捉え方・着眼点・答案作成手順、時には問題の背景に至るまでを詳しく解説していきます。そして、復習することで国公立医学部に合格するための学力が自然と身につくようになっています。

また、前期と後期では同一単元を扱いますが、前期は基本~標準問題を、後期は応用問題を中心として構成されており、段階的に学力が向上するように工夫しています。

《高卒国公立本科コース 数学 年間カリキュラム》

  数学① 数学② 数学③ 数学④
前期 2次関数
式と証明
整数
論理と集合
場合の数・確率
三角関数
図形と三角比
指数関数・
対数関数
平面ベクトル
空間ベクトル
図形と方程式
数列
数列の極限
積分計算
式と曲線
複素数平面
積分と数列
微分法(Ⅱ)
関数の極限と
微分の理論
微分法(Ⅲ)
積分法(Ⅲ)
夏期講習
後期 2次関数
式と証明
整数
場合の数・確率
整関数の微積分
総合演習
三角関数と図形
指数関数・
対数関数
ベクトル
図形と方程式
式と曲線
総合演習
数列
数列の極限
複素数平面
論証
総合演習
微分法・
積分法(Ⅲ)
総合演習
冬期・直前講習

 

高卒国公立本科コース 英語

真の英語力を身につけ、医療系長文にも対応 高卒国公立本科コース英語

■医学部で求められる英語力を効率的に習得できる教材

センター試験から大学入学共通テストへの転換に端を発し、英語の入試はここ数年、全国的に大きな変革期を迎えています。英文の絶対量が増加したことで、速読を求められる試験となったことはもちろん、大学によっては医学論文からの抜粋を長文問題として出題するなど、量的にも質的にも難化傾向にあります。医学部専門予備校YMSでは、構造分析による精読を重視しながらも、さまざまな医療系の題材に触れて語彙や見識の習得に努めるなど、「広く深く」の英語指導をモットーとしています。

医学部専門予備校YMSの国公立本科コースでは、「医学部への英語長文」のほか、「英語構文」「英文読解法」「英作文」の授業を計4コマ設定しています。「医学部への英語長文」では国公立・私立を問わず医学部入試において頻出のテーマを扱い、医学・医療に関する語彙、表現、内容に慣れ親しむことを目的に編集しています。「英語構文」では長文読解の礎となる精読の作法を学び、「英文読解法」では時間的負荷をかけた授業内演習を通じて速読の力を高めます。「英作文」では和文英訳のみならず、課題文に対する自分の考えの論述や自由英作文にも対応し、添削指導と併用して「書く」力を養っています。

また、英語を得点源にしたい生徒には、最新の医学論文を教材にした「二次対策英語」の受講をお勧めします。

《高卒国公立本科コース 英語 年間カリキュラム》

 

英語構文

英文読解法 医学部への英語長文 英作文
前期 動詞と文型
itを用いた構文
不定詞
動名詞
分詞
助動詞
演習講座 医のアート
風邪
熱の効用
食事と健康
脳(その1)
動物実験
痛み
医薬品開発
プラシーボ
医師の命令
人体材料
医師の思考パターン
実践演習
添削指導
夏期講習
後期 関係詞
比較
目的・結果
倒置・強調
長文読解への応用
総合演習
演習講座 人生の意味
言語と進化
心理と治癒力
脳(その2)
診断技術
身体的苦痛
代替医療
危険を察知する能力
子供の社会適応
医学の社会的側面
認知症の予防法
フロムによる死生観
実施演習
添削指導
冬期・直前講習

 

高卒国公立本科コース 化学

細切れの知識ではなく相互の関連性を理解する 高卒国公立本科コース化学

■化学を「表現する」力を養成するには?

国公立医学部および難関私立医学部合格を目指す医学部専門予備校YMSの国公立コースでは、入試本番で課される重量級の問題と戦うための実力をつけることを第一に考えています。受験勉強においては、限られた時間をどれだけ有効活用できるかが非常に大切となります。各自が進めていくべき内容について、少人数制を生かした指導が的確に行われています。

〔理論〕では反応理論と化学量論を扱います。特に国公立の入試においては思考力、考察力、記述力が重視されます。そこで、単に解法を覚えるという表面的な授業は行わず、論理の展開や理論体系の理解などについて、きめ細かく指導していきます。

〔無機〕では構造理論と無機化学各論を扱います。無機化学では理論化学で学習したことをもとに理論的に考えていくことが特に大切です。その力を養成するためには完全な理解を目指す必要があるので、定期的に添削課題を出して鍛えていきます。

〔有機〕では難易度の高い問題や大学レベルの内容に少し踏み込んだ内容まで扱います。有機化学は大学によって要求されるレベルの差が大きい分野です。また、問題を効率的に解いていくことも必要ですので、これらのことを考慮して万全の対策を行っていきます。

《高卒国公立本科コース 化学 年間カリキュラム》

 

理論

無機 有機
前期 化学反応とエネルギー
化学平衡
気体
酸塩基反応
溶液
酸化還元反応
希薄溶液
電気化学
原子の構造
イオンの生成
化学結合の生成
分子・イオンの構造
結晶の種類・分子間力
物質の構造と状態
結晶格子
周期表と元素
気体の製法
金属イオン
有機化合物の構造
脂肪族炭化水素
酸素を含む脂肪族化合物
分子式の決定
脂肪族化合物の問題演習
芳香族化合物の性質
芳香族化合物の問題演習
夏期講習
後期 反応速度
化学平衡
酸化還元
電気化学
溶液
14族元素
15族元素
16族元素
17族元素
アルカリ金属元素
アルカリ土類金属元素
両性金属元素
遷移金属元素
総合演習
油脂・セッケン・合成洗剤
糖質
アミノ酸・タンパク質
合成高分子化合物
生命の化学
医薬品の化学
総合演習
冬期・直前講習

 

高卒国公立本科コース 生物

最新の医学部入試分析に基づく、合格カリキュラム 高卒国公立本科コース生物

■日々新知見を増す生物学に対応

生物という実体を対象とする自然科学の分野であることから、生き物そのものの理解、知識は本来必須です。他の抽象的な分野と異なり、生物では、実物を自分の目で見、現象を体験することによって初めて具体的理解が得られる部分が多くなります。中学や高校の授業カリキュラムの中で実験や実習の時間が多く割り当てられていることは、その事の端的な表れであり、これまでの生物教育の歴史の中で、その効果の有効性が共通認識されている部分でもあります。

医学部専門予備校YMSの国公立本科コースの教材は、生徒が授業を受けながら教材に重要事項を書き込み、生徒自身が完成させるようにできており、可能な限り多くの図やイラストを用いているのが特徴です。また、近年の医学部入試に頻出の計算問題や実験考察問題に対応するために、グラフや表も多用しています。YMSの教材でカラー版の生物図説を配っているのも、これらの同一線上にあり、実物理解へのせめてもの補助を目指したものです。生物の実物教育であることの重要性を説く有名な標語に“Study nature,not books”というものがあります。もし、ゆとりがあるのならば、博物館や植物園、水族館見学等の医学、生物学的見聞を広めるための適度な活動も大いに歓迎します。

《高卒国公立本科コース 生物 年間カリキュラム》

 

生物①

生物②

生物③
前期 遺伝の法則
遺伝子のはたらき
生殖法
細胞分裂
発生と生殖
体液の恒常性
消化と吸収
神経系
自律神経とホルモン
夏期講習
後期 遺伝子の
発現と調節
循環系
生体防御
肝臓
腎臓
ホルモン
発生と生殖
代謝
生態系
異化と同化
進化
系統
冬期・直前講習

 

高卒国公立本科コース 物理

医学部特有の問題を攻略して、得点源にする 高卒国公立本科コース物理

■物理選択者は物理が得点源

医学部入試において、物理を選択した以上、物理が得点源でなければ意味がありません。物理の問題の性質上、物理が得意な受験生は80%以上の得点率を取れる一方、ちょっとした失敗をしてしまった受験生は簡単に40%以下の得点率で終わってしまいます。大問の最初の設定で間違えてしまうと、どれほど後の複雑な立式ができても得点にはなりません。ですので、まずは基本ができていること、これが最も重要なことです。

医学部専門予備校YMSの国公立本科コース教材は、前期のうちに全分野の基本事項を網羅するように編集されており、公式の意味をしっかりと理解し、弱点分野を作らないよう工夫しています。複数ある解法については、より早く、正確に、そして応用の効く解法を紹介して、実戦力をつける基盤を築きます。また、早い時期に全範囲を終わらせることで、大学入学共通テスト対策にも十分な演習時間を割くことが可能になります。

後期には医学部入試に対応するための演習問題、特に国公立医学部向けの記述力養成に重きを置いた良問を数多く収録しています。また、同時に敢えてクセの強い問題も扱うことで、国公立だけでなく私立医学部の併願にも十分対応できるようにしています。もちろん、「原子」や「交流」などの受験で差がつく分野に関しても、十分に演習を積める構成になっています。

《高卒国公立本科コース 物理 年間カリキュラム》

 

①力学

②電磁気学 ③波動・熱力学・原子
前期 物体の運動
運動方程式
仕事とエネルギー
力積と運動量・衝突
慣性力
円運動
単振動
万有引力
電場と電位
コンデンサー
コンデンサー回路
電流と抵抗
電流計・電圧計・
非線形抵抗
RC回路
電流と磁場
荷電粒子の運動
電磁誘導
交流
波の基本的性質・グラフ
弦の振動・気柱の共鳴
ドップラー効果
光の屈折・反射
レンズ
干渉
気体分子運動論
気体の法則
状態変化・熱サイクル
断熱変化
夏期講習
後期 剛体のつりあい
力学演習
電磁気演習 波の式
光電効果
コンプトン効果・物質波
原子モデル・X線・半減期
核反応
波動演習
熱力学演習
冬期・直前講習

 

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高卒・高三の「医のアート」

現代の医療従事者に求められている「医の心」を育てます、高卒国公立本科コース「医のアート」

■単なる面接・小論文対策ではない!

ヒポクラテスやプラトンの昔から、医術(医学)は「アート」であると言われてきました。阿部正和先生(元東京慈恵会医科大学長)は、「スキル」だけでなく「医の心」や「医の道」を含めた概念が「医のアート」であるとおっしゃっています。YMSでは、医師を目指す若者の資質を伸ばすためには、「医のアート」の理解と追及が重要であると考え、指導しています。

一見、「医のアート」は学科の学習と関係がないように思われますが、生徒の志望動機を強めると同時に、その効果として学習意欲も高めることとなり、結果学力アップにも大きな影響を与えるのです。医師の資質を高めるために「医のアート」があるとするならば、学科対策よりも重要だと言っても過言ではありません。

「医のアート」は単なる小論文・面接対策ではなく、生徒が医学部に行くこと、医師となり社会貢献することを本気で望み、さらに、辛い受験勉強でも乗り越えられるようになり、結果として成績も向上する効果を持つのです。

■42年間積み上げられた経験と情報が満載

「医のアート」の教材は、入学時に生徒自身が作成する「医のアートのカルテ」に始まります。生徒は家庭環境から高校での委員会、課外活動、自由研究、ボランティア、読書、そして自己分析(医師になる資質や特技、長所・短所など)をします。

そして、担任と相談して、基礎となる情報を整理して「医師志望理由」や「将来の抱負」などを組み立てます。また、医学部の入試概要、求める医師像を理解したり、医療問題、国際問題、環境問題など視野を広げ、多角的に医学・医療を取り巻く問題について理解し、自分の考えを表現できるように教材を編集しています。

さらに、新入試制度に対応するため、「自己表現」、「説明能力」というプレゼンテーション能力を高めるための素材も組み込んでいます。これらは、YMS創立以来指導内容に組み込まれており、他に追従するものはなく、『唯一無二』と言えると思います。

■通期での学びが「いい医師になる」素養を育む

全学年週に1回「医のアート」の授業を受講。テーマは「医学部入試の概要」「どんな医師になりたいか」「医師の適性とは」「医師不足や偏在など医療問題」「医学の歴史」「医療倫理」「環境問題」「面接対策」「小論文対策」「願書の書き方」など、小論文のテーマ、面接の質問事項、願書内容に利用できるすべてを含みます。

「医のアート」の授業を導入にして、担任は担当生徒それぞれに合う活動や読書、研究内容を指示し、同時に志望動機や将来の抱負を生徒とともに考えていきます。夏期には担任と相談して決めた方針に従い、ボランティアや病院見学、研修旅行、セミナーなどに参加します。

これらの指導は年間を通して継続的に行われます。そして、出願が始まる12月初旬までには願書の書き方も指導し、しっかりとした動機を抱きつつ受験期を迎えることができるように工夫されています。受験を迎える頃には医師としての立派な資質が身についていることになります。

また、月に1回の現役医師による「AU時代の医師」(AU講座)は、日本国内の医療に留まらず、ボーダーレスに活躍する可能性を追求します。この講座では特に探求心を高め、プレゼンテーション力をつける効果が期待できます。

《高卒・高三コース 「医のアート」 年間カリキュラム》

  高卒・高三「医のアート」
前期 医学部二次試験アウトライン
君はどんな医師になりたいのか
環境問題
面接の達人
ボランティア、適性試験
医師-患者関係(患者中心の医療)
ポイントは読書研究だ!
面接・小論文における視野のトレーニング①
医師不足・医師の偏在
医学の歴史
「医のアート」とは
面接対策講座「講義」
後期 夏の報告(ボランティア、読書、研究など)
遺伝病と遺伝子治療
医療倫理
少子高齢社会
一般社会問題
各種面接対策
国際社会問題
面接・小論文における視野のトレーニング②
願書の書き方・自己評価書の書き方
願書チェック

 

学力判定テストについて

YMS本科コースに入学する際には学力判定テストがあると聞きました。
どのくらいの難易度でしょうか?

YMSの学力判定テストは学力だけでなく、むしろ面接試験における医師適性や人物を重視して選考致します。YMSから立派に医学部へ合格された先輩達も、高卒コースに関していえば一度は医学部受験に失敗して、YMSへ通っていたわけですからその点から見ても特別に難しいということはありません。ただしある程度の基礎学力は求められます。

 

 

学費の詳細は「入学案内」またはパンフレットに同封の「募集要項」をご覧ください。

 

時間割

時間割(例)
  1限
8:30-10:00
2限
10:15-11:45
3限
12:30-14:00
4限
14:15-15:45
月曜日 物理/生物 英語構文 数学 共通テスト特訓
火曜日 数学 化学理論 医のアート 共通テスト特訓
水曜日 物理/生物 化学有機 英語英文読解法 共通テスト特訓
木曜日 物理/生物 英語長文 数学 復習テストor小論文
金曜日 化学無機 数学 英語英作文  

 

 

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YMSは受験技術を教えるだけでなく
「いい医者」を育てることを
目標にしています。

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