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医学部入試における数学は受験生に何を求めているのでしょうか。もちろん、医学部で数学的な特殊な能力を求めているわけではありません。しかし、たくさんの問題を制限時間内に正確に処理する能力、データを分析する能力、確率・統計、空間把握能力といった力は、医師になっても求められるはずです。
数学が苦手な人でも計算力と頻出分野における解法はしっかりとマスターしておかなければなりません。合格点を取るためには、著しく不得意な分野をなくす、覚えていればそのまま得点に結びつく公式や解法の暗記、計算力、そしてミスをしないこと、が重要です。逆に、数学が得意で、得点源にしたいと思っている人は、他の人が解けない問題で正解する、処理速度が速い、ミスをしないこと、が鍵となってきます。
YMSではこれらどちらのタイプの生徒にも必要とされる条件を満たすために、クラス編成、扱う問題のレベル設定、解法の手順にこだわった授業を行うなど様々な方策を講じています。
国公立医学部の数学は、中堅大から難関大まで、証明問題を含め記述式解答が中心で、解答に至る過程が重視されます。そのため、テキストで扱う問題は、公式や典型問題の解法を覚えているだけでは正解に至らない問題を多く取り入れ、着眼点を捉える能力を鍛え、答案作成手順にこだわった構成になっています。
一方、私立医学部の数学の問題は計算が複雑で、図形や微積分の分野からの出題が多いのが特徴です。処理能力、柔軟な思考力、空間把握能力、注意力、集中力など、求められているレベルは相当高いものです。
さらに、私立医学部の数学の解答方法は70%以上がマーク式または答のみを解答用紙に記入する形式です。ですから、解法に至る過程がどんなに優れていても正解していなければ得点になりません。YMSの教材は、過去に医学部で出題された問題で構成されており、国公立から私立医学部の問題に網羅的に触れることができるように編集されています。
前期は各分野の基本事項を徹底的に理解することに重点が置かれます。それを夏期講習で比較的易しめの入試問題へ応用させる力を養います。後期にはやや複雑な問題や、融合問題に対応する方法を伝授し、ライバルに差をつけるべきテクニックを習得させます。
そして、冬期講習では総仕上げ、直前講習で実戦力を磨きます。とはいえ、数学の苦手な人に、闇雲に高度な問題を提示しても嫌悪感が増すばかりです。YMSでは3レベルの問題を生徒の学力に合わせて扱うことで、学習効率を上げています。
高卒コース年間カリキュラム | |||||
数学① | 数学② | 数学③ | 数学④ | 数学⑤ | |
前期 | 2次関数 | 三角関数 | 指数対数関数 | 式と証明 | 複素数と方程式 |
図形と方程式 | 図形と三角比 | 数列 | 関数と極限 | 整関数の微分法 | |
平面ベクトル | |||||
整数 | 微分法(数Ⅲ) | 整関数の積分法 | |||
空間ベクトル | データの分析 | 積分法(数Ⅲ) | |||
論理と集合 | 二項定理 | ||||
場合の数・確率 | 2次曲線 | 複素数平面 | |||
媒介変数と 極座標 |
極限の応用 | ||||
平面幾何 | |||||
夏期講習 | |||||
後期 | 2次関数 | 三角関数 | 指数関数 | 式と証明 | 複素数と方程式 |
図形と方程式 | 三角比 | 対数関数 | 数列の極限 | 整関数の微分法 | |
整数 | ベクトル | 数列 | 関数の極限 | 積分法 | |
場合の数 | 2次曲線 | 複素数平面 | 微分法 | ||
確率 | 総合演習 | 総合演習 | 総合演習 | 総合演習 | |
総合演習 | |||||
冬期・直前講習 |
高三コース年間カリキュラム | |||
数学ⅠAⅡB① | 数学ⅠAⅡB② | 数学Ⅲ | |
前期 | 2次関数 | 式と証明 | 関数 |
複素数と方程式 | 数列の極限 | ||
三角比・三角関数 | ベクトル | ||
指数対数関数 | 関数の極限 | ||
数列 | 微分法 | ||
図形と方程式 | |||
整関数の微積分 | 整数 | 積分法 | |
場合の数・確率 | |||
夏期講習 | |||
後期 | 2次関数 | 式と証明 | 微分法 |
三角比・三角関数 | 複素数と方程式 | 微分法の応用 | |
指数対数関数 | ベクトル | 積分法 | |
図形と方程式 | 数列 | 積分法の応用 | |
整関数の微積分 | 整数 | ||
総合演習 | 場合の数・確率 | 総合演習 | |
総合演習 | |||
冬期・直前講習 |
YMSは受験技術を教えるだけでなく
「いい医者」を育てることを
目標にしています。