東京慈恵会医科大学模試
試験日 |
2024/11/17(日) |
申込締切 |
2024/11/14(木)20時 |
受験料 |
6,600円(税込) |
対象 |
高3生・高卒生 |
当日の時間割
科目 |
時間 |
理科 |
10:00-12:00(120分) |
休憩 |
12:00-13:00(60分) |
数学 |
13:00-14:30(90分) |
英語 |
15:00-16:00(60分) |
試験会場
東京会場 |
【新宿マインズタワー13F】
東京都渋谷区代々木2-1-1
・JR「新宿」駅 新南口 徒歩3分
・大江戸線・都営地下鉄・京王線「新宿」駅 A1出口直結
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大阪会場 |
【メビオ校舎】
・京阪、地下鉄谷町線「天満橋」駅徒歩3分
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福岡会場 |
【英進館メビオ校舎】
・福岡市営地下鉄「天神南」駅徒歩4分
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東京慈恵会医科大学入試の特徴・傾向(2023年度)
近年の入試出題分析
- 英語 試験時間:60分
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構成
2018年度より大幅な傾向変化があり、長文のみの3題構成となった。
出題・難易度
いずれも1~1.5ページに収まる程度で、60分という試験時間に対してさほど厳しい試験ではないが、選択肢は重箱の隅をつつくような微妙な間違い探しのオンパレードで、自信をもって解けたという感触が極めて得られにくい。
記述式ではあるが、大半が記号問題。かつては和訳や英訳も出題されていたが2020年度から消滅し、代わりに本文の内容に関連した英作文が出題されるようになった。
対策
記述式ではあるが、大半が記号問題。かつては和訳や英訳も出題されていたが2020年度から消滅し、代わりに本文の内容に関連した英作文が出題されるようになった。
2020・22・23年度に出題された「本文中の空所を、周囲の論旨に合わせて適切に作文する問題」のように、読解と表裏一体型の英作文が多いことに注意する。
長文のテーマは医学や自然科学に関するものがほとんどであるため必然的に語彙レベルが高くなり、また基本的にどの語にも注は付されないため、病気や人体に関連する語彙は極力多く身に着けていくべきである。
- 数学 試験時間:90分
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構成
試験時間は90分。近年は大問が4問出題され、第1問は解答のみを記入し、残りの3問は記述式の形式となっている。
出題傾向
最近5年間は第1問は確率の問題、第2問は微積分の問題、第3問は整数もしくは多項式の問題、第4問は図形の問題、という形に定着している。
2023年度第1問は例年通り確率の問題だが、整数問題との融合になっている。第2問の微積分は、2022年度同様典型的な問題。第3問の整数問題は、距離が無理数になることの証明。無限降下法を用いることは経験の差が現れたと思われる。第4問の複素数平面の問題は、(1)が典型的だが(2)は文字が多く難しく感じた受験生が多かったと思われる問題である。
2023年度は2022年度に比べて全体的にやや解きづらいが、2023年度が例年の難易度である。
必要な対策
対策としては、常日頃から記述を意識し、自分の考えを相手に伝える能力を培いたい。
難度の高い問題にも取り組み、問題を多角的に考える能力を培いたい。
- 化学 試験時間:120分(理科2科目)
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構成・難易度
大問4題構成で、試験時間は理科2科目で120分である。
私立医学部の中では最難関レベルであり、例年は理論分野2題が難しく、有機分野2題がやや易しい問題構成であったが、2022年度と比較すると理論分野は易化、有機分野はやや難化しており、分野ごとの難易度の差が縮まった印象である。
対策
しかし、理論分野に関しては、2022年度で共沸や光触媒など、普通の勉強ではなかなか出くわさないような内容が出題されることが多く、今後も十分に注意が必要である。とはいえ、これらの問題は初見で難しいというよりは、みたことはあるけれど普段とは視点が違うという点で難しいため、問題文を丁寧に読んでそこに書かれている原理を理解していけば、得点できる問題が多い。
有機分野に関してはオリゴペプチドなどの生化学分野や医薬品、多置換ベンゼンなどの出題も多いので、過去問を通して十分に対策をしておくのが望ましい。全体としては65%は正解したい。
- 物理 試験時間:120分(理科2科目)
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出題傾向・難易度
14年度あたりから生活や人体に絡めた出題が顕著となり、それにともなって分野横断型の問題が増えた。しかし、22年度の出題に疑義が生じたことが原因となってか、23年度には生活や人体に絡めた出題がなくなり、それに加えて問題の難易度が上がった。23年度の分析は、各問の難易度について、大問1がⅠやや難、Ⅱやや難、大問2がⅠ標準、Ⅱ難。総じて状況把握が難しく、また試験時間に対する分量が多いため、大問2のⅠを完答し、その他の大問は部分的に得点できればよい。
対策
全体で「50%」が目標。23年度に変化した出題傾向と難易度が今後も続くと仮定すると、慈恵の過去問を用いた演習にはあまり意味がなくなる。そこで、23年度の出題傾向にもっとも近い慶應の過去問を慈恵対策に用いるのが有効となるだろう。その場合、「慶應の過去問で55%前後」を合格目標ラインとすればよい。
- 生物 試験時間:120分(理科2科目)
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構成・難易度
慈恵の生物は、例年、大問4題が出題され、問題の分量が非常に多く、少なくとも1 ~ 2題は難度の高い問題が出題されている。
論述問題、計算問題、実験考察問題、描図問題など、出題形式も解答に時間のかかるものが多く、計算問題や実験考察問題の難易度がやや高いので、ほとんどの受験生にとっては時間との闘いになる。ただ、2023年度は2022年度よりは分量が減り、やや解き易くなった。
出題傾向
各分野から比較的満遍なく出題されており、細胞、遺伝、遺伝子、生態、系統・進化の出題頻度が高い。また実験結果に図やグラフなどのデータを用いた問題が出題される傾向にある。
解答形式・対策
教科書に出てくる標準的な事項はきちんと理解しておくことが前提となることは言うまでもない。
解答形式は記述式であり、多くの知識を要求されるので貪欲に知識を頭に入れておくとよい。
論述が苦手な場合は、過去問などを利用し、実際に手を動かして書く練習をしておくとよい。
東京慈恵会医科大学 ズバリ的中
2023年度 東京慈恵会医科大学 一般 入試問題
2023年度 東京慈恵会医科大学 一般 数学 入試問題
「無限降下法」と「空間の軌跡と内積の最大・最小」が大的中!
「2022年度 東京慈恵会医科大学模試」から入試問題がズバリ大的中!!
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2023年度実施予定大学一覧
※高3・高卒対象
※今後の状況によってはやむを得ずスケジュール等を変更させていただく場合もございます。
主な特長
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■ 1 ■ 次年度入試をズバリ予想した出題
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※本入試での出題を保証するものではありません。
■ 2 ■ 医学部専門だからこそできる私大医学部別の模試
5月から入試直前まで、私立医学部大学別模試は続きます。
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■ 4 ■ 受験から10日程度で成績表をお送りします
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