慶應義塾大学医学部模試
開催日 |
2024/7/28(日) |
申込締切 |
2024/7/25(木)20時 |
受験料 |
6,600円(税込) |
対象 |
高3生・高卒生 |
当日の時間割
科目 |
時間 |
理科 |
10:00-12:00(120分) |
休憩 |
12:00-12:50(50分) |
数学 |
12:50-14:30(100分) |
英語 |
14:45-16:15(90分) |
試験会場
東京会場 |
【YMS校舎】
・JR、大江戸線「代々木」駅徒歩2分
・小田急線「南新宿」駅徒歩2分
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大阪会場 |
【メビオ校舎】
・京阪、地下鉄谷町線「天満橋」駅徒歩3分
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福岡会場 |
【英進館メビオ校舎】
・福岡市営地下鉄「天神南」駅徒歩4分
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慶應義塾大学医学部入試の特徴・傾向(2023年度)
近年の入試出題分析
- 英語 試験時間:90分
-
構成・出題
1題あたりの文章量が増加した代わりに大問が1つ減り、全部で3題構成となった2022年度の構成がそのまま踏襲された。
私大医学部というよりはむしろ国公立大学に近い記述量の多さに加え、英文和訳・和文英訳・内容説明・自由英作文といった多彩な出題形式が網羅されていることを見ても、オールマイティーな英語力が求められる厳しい試験であると言えよう。
傾向と対策
速読力は当然だが、精緻な読解力と表現力を要求する問題も多く、和訳にしても下線部以外からの推測が必須であったり、適語補充もやはり単なる熟語やイディオムの知識を問うものは少ないなど、文章の論旨展開からの判断力を求める出題者の意図が見て取れる。
文章の論理構造をしっかりと追いかけ、英文を通じて思考を駆動させるような本格的な読解力の育成に力を注ぐ必要がある。
出題形式に若干の変更はあれども、来年度以降も記述型優勢の傾向は続くだろう。
- 数学 試験時間:100分
-
出題構成
試験時間は100分。小問集合1題(3問~ 4問の小問集合)、大問3題の計4問、以前は記述式の問題が含まれていたが、2022年度・2023年度ははすべて答えのみを記入する形式となっている。
出題傾向・対策
絶対値に関する問題、確率と数列に関する問題、曲線に関する問題、微積分に関する問題が出題される頻度が非常に高い。
また、試験時間内には終わらないようなボリュームの問題量(計算量)が課されることも多い。
2023年度入試は、例年に比べ非常に難易度が下がり、合格するには高得点が必要だったと思われるが、この傾向が続くかは不明のため、2022年度以前のレベルの問題での対策が必要である。
例年は100分という試験時間の中で、計算力だけでなく発想も必要とされる問題が出題されているので、思考力も高めておく必要がある。その上で、問題全体を俯瞰し、解ける問題を見極めて点数を積み上げるという訓練をしておくとよい。
- 化学 試験時間:120分(理科2科目)
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出題構成
大問4題構成で、試験時間は理科2科目で120分である。
他大学とは異なり、論述問題や解答に至る過程を書かせる問題も複数出題されている。
傾向と対策
慶應義塾大学医学部の傾向としては、用語の定義だけでなく、その用語が定義された学問的背景・歴史的経緯・意義について出題されることが多い。また、実験考察問題では、実験の目的、操作の意味、結果の解釈など、総合的な実力が問われるので、日々化学的思考力を養うようにしておく必要があり、2023年度はⅡがまさしくそういった問題に該当する。
また、2020年度、2021年度と2年連続でSI組立単位を用いた計算問題が出題されていることも目を引く。問題の難易度は近年易化傾向にあったが、2023年度はⅡの難易度が非常に高かったため、ここに時間をとられずにまずⅠ、Ⅲでしっかり得点できたかどうかがカギとなった。
2023年度入試に関しても65%の正答率がほしいところである。
- 物理 試験時間:120分(理科2科目)
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出題・難易度
大問は3問で、大問1のみ小問集合。例年、難易度はやや難レベルであり、問題量は多い。
出題傾向・対策
「原子」から毎年出題される。教科書の隅に載っているような知識を出題したり、入試問題としては整理されていないような論述問題を出題したりと、他の私立医学部と比べて受験生に求める学力水準が突出している。
合格のためには、標準~やや難レベルの典型問題や数値計算でミスなく得点できるようにしたうえで、「論述力・思考力を磨く」「教科書に載っていることを隈なくインプットする」のどちらかには力を注ぎたい。
23年度の出題について、難易度は22年度よりやや易化。解答しにくい論述問題を除けば時間内に処理しきれる分量と難易度であり、目標得点率は70%(一次通過ライン)~80%(正規合格ライン)
- 生物 試験時間:120分(理科2科目)
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出題・難易度
大問3題が出題され、大問1・2はやや標準的な問題を出し、大問3に難度の高い問題を出題してくることが多かったが、近年は大問1や2にも難問が含まれていることが増えている。
傾向・対策
考察力重視で論述問題の量が多いのも特徴であり、実力差が明瞭に表れる。よって、論述問題に対して十分に時間をかけた事前の論述対策が必要である。
また、実験考察問題が多く、図表の解析能力や、数理的処理能力を試す問題が頻出で、描図問題が出題される事にも注意したい。
分野別に見ると体内環境や環境応答、遺伝子の発現と遺伝、及び発生の分野からの出題が多い。また、近年の傾向として、進化や生態関連の分野もよく出題されている。
全体として、近年の発見を題材にした問題が多く、意外な事実や一見すると答えがない問いも多いが、実験考察問題の一つとして驚かずに取り組みたい。
慶應義塾大学医学部 ズバリ的中
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21年も模試から大的中しています。
2023年度 慶應義塾大学医学部 一般
2023年度 慶應義塾大学医学部 一般
物理 入試問題
問題集にはあまり載っていない「球形レンズ」が大的中!
「2022年度 慶應義塾大学医学部模試」から入試問題がズバリ大的中!!
2021年度 慶應義塾大学医学部 一般
2021年度 慶應義塾大学 医学部
数学 入試問題が大的中!
YMS 9月実施模試から、本試験の問題がズバリ的中!
模擬試験で出題したカテナリー(懸垂線)に関する問題が出題されました。
特有の計算法を経験したかどうかで、大きな差になったでしょう。
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また模試終了後、答案返却を可能な限り早くお手元にお届けすることで、まだ記憶が新しいうちに復習をすることが可能です。
2024年度実施予定大学一覧
※高3・高卒対象
※今後の状況によってはやむを得ずスケジュール等を変更させていただく場合もございます。
主な特長
私立医学部入試はこの30年で劇的に難化し、倍率も非常に高い状態が続いています。いまや合格のための偏差値は早慶理工を下回る大学はほとんどない、という時代。しかも私立大学の医学部入試はそれぞれが特徴的で、大学ごとに入念な傾向分析と対策がなければ太刀打ちできない問題が出題されます。
YMS・メビオ・英進館メビオは、それぞれ長年の分析の成果を惜しむことなく公開し、精度の高い予想問題と重要なポイントを網羅していきます。
長年医学部受験指導を担当してきた講師が積み重ねてきたノウハウをもとに、独自の再現模試を行ってきました。2021年度はついに3校の提携のもと、より充実した合計19大学(22回)の大学別公開模擬試験を開催することになりました。模試を作成した講師自らが、採点・実力判定から解説までの全てに携わります。
■ 1 ■ 次年度入試をズバリ予想した出題
過去に直前講座などで的中を連発している熟練講師が問題を作成。次年度入試問題の対策テキストとしても効果は絶大です。
※本入試での出題を保証するものではありません。
■ 2 ■ 医学部専門だからこそできる私大医学部別の模試
5月から入試直前まで、私立医学部大学別模試は続きます。
これだけ多くの大学別模試が実施できるのは、医学部専門予備校として43年にわたる圧倒的合格力と、各大学医学部の入試に精通した講師が作成するからです。
旧設上位校から人気校まで、志望校の判定はもちろん各大学特有の傾向に慣れることで、今後の学習にも役立ちます。
■ 3 ■ 解答用紙・出題のクセに至るまで完全再現
問題の表紙や解答用紙のレイアウト、文章の言い回しまで忠実に再現。長年の分析の成果を惜しむことなく公開します。
■ 4 ■ 受験から10日程度で成績表をお送りします
志望校合格に向けた復習も時間が空いてしまっては効果的に行うことができません。
YMSの医大別模試は受験から10日程度で答案と分かりやすい個人成績表をお返しするので、具体的かつ的確な学習計画が練りやすくなります。
各大学ごとの模試詳細はこちら