医学部入試 解答速報・過去問解答2024
       

2024年度入試 東京慈恵会医科大学医学部 解答速報・過去問解答

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2024年度入試 解答速報

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数学講評

1.[確率](やや易)
例年同様に確率からの出題であった。袋から玉を取り出すオーソドックスな状況の問題であり、後半の問題のことを考えると、この問題は確実に解きたいところである。
2.[数Ⅲ積分法](やや易~標準)
定積分で表された関数の最小値に関する出題であった。誘導も丁寧でただの計算問題であるので、ここもしっかりと得点したいところである。なお、積分の最小値を簡単に求める方法(いわゆる「はみ出し削り」)は、YMSの慈恵医大入試予想の冊子で取り扱っているので、学習した人は最小となる a の値を瞬間的に求められたであろう。
3.[整数の性質](やや難)
有理数が整数かどうかを判定する問題であった。a,b,c に関する条件がわかれば、あとは有理数を扱う際によく行う変形をすればいいだけである。なお、”多項式に既約分数を代入する”という手法は11月の慈恵医大模試第3問でも扱っている。
4.[空間図形](標準)
空間座標内にある円板が回転してできる立体の体積に関する出題であった。他大学でも類似の出題はあり、計算ミスに注意して取り組みたい。なお、空間内の円板を直線のまわりに回転してできる立体の体積の問題は、「YMSの慈恵直前対策」や「5Gへの数学」の授業で扱っていたので、受講していた人は安心して取り組めただろう。

例年に比べやや易しくなった印象である。例年に比べると取り組みやすい問題が多かったのではないか。計算が重い問題もなく、ミスなく丁寧に計算できたかが問われた出題内容であった。
一次突破ラインは55~60%程度か。

英語総評

大問構成・出題形式ともに昨年度とほぼ同一。相変わらず語彙レベルが高く注も付されないうえ、問いも絞り込みが困難なきわどい選択肢のオンパレードで、今年の医学部入試の中でも屈指の難易度である。
一次通過ラインは55%程度か。

 

2023年度入試 解答速報

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数学講評

1.[確率](やや易)
例年同様に確率からの出題であった。袋から玉を取り出すオーソドックスな状況の問題であり、後半の問題のことを考えると、この問題は確実に解きたいところである。
2.[積分](標準)
積分方程式から始まり面積・極限を計算する問題であった。誘導に従い、うまく計算したい。
接線が直交する条件をうまく活かしたい。途中やや煩雑な式が出てくるが、本学の受験生であれば確実に処理したい。
3.[集合と論証、整数の性質](標準)
無理数であることを示す論証であった。√2が無理数である証明を思い出しながら解答を書きたい。
4.[空間図形](やや難)
(2)の計算が煩雑な問題であった。時間内に解き切ることは中々難しいであろうから、着実に部分点を回収していきたい。

例年と同程度の難易度であったが、例年に比べると取り組みやすい問題が多かったのではないか。
しかし、計算が重たい問題もあり、苦しんだ受験生も多かっただろう。
一次突破ラインは55%程度か。

英語講評

大問構成および出題形式は昨年度とほぼ同一であったが、大問3の自由英作文で作業量が増えたことに加え、文章そのものの長さも昨年比で2割増程度になり、時間的にやや厳しい試験になったであろう。相変わらず語彙レベルが高く注も付されないうえ、大問2・3は絞り込みづらい選択肢のオンパレードで、今年の医学部入試の中でも屈指の難易度である。
一次通過ラインは55%程度か。

 

2022年度入試 解答速報

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数学講評

1.[場合の数と確率](標準)
例年通り、丁寧に場合分けして計算する確率の出題である。事象はやや複雑であるものの、実際に調べてみると状況が限られることに気付ける。
2.[数Ⅲ微分法、数Ⅲ積分法](やや易)
絶対値を含む関数の微分可能性、またその関数の増減などに関する問題である。基本に忠実に計算していけばよい。
3.[整数の性質](標準)
例年通り、思考するタイプの整数問題であるが、問題自体は易化した。(1)はいくつか実験してみるとあたりの関係にすぐ気付けるので、その後は易しい。(2)も(1)を利用するだけで難しい部分はなく、(1)が勝負を分ける。
4.[複素数平面、2次曲線](やや難)
複素数平面上での軌跡に関する問題である。(1)は基本的な出題であるが、(2)は答えは予想できるものの方針に悩むだろう。平面上で点αの座標や傾きを文字で置いて計算するとすんなりいくが、ある程度の試行錯誤をした上でのことである。

全体的に易化した。大問1、2および大問4(1)素1早く完答し、残りの問題に時間をかけたい。
一次突破ラインは55~60%程度か。

英語講評

大問構成および出題形式は昨年度とほぼ同一であった。相変わらず語彙レベルは高い一方、60分という試験時間に対しては比較的余裕のある分量と恩われる。難解語も周囲の文脈から推測可能なものが多いため、じっくり精読すれば正答に至れるものが多かったはず。例年通り自由英作文も出題されたが、2019年度まで長らく出題されていた和文英訳は本年度も出題されなかった。
一次通過ラインは、65%程度か。

2021年度入試 解答速報

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数学講評

1.[確率](やや易)
昨年度に引き続き、小問集合ではなく確率の問題のみ。平易な問題であり、条件を満たす玉の出方を列挙して、確率を計算すればよい。
2.[積分法の応用、極限](標準)
(1)の体積は基本的で確実に得点したい。(2)は S1を計算するのが不可能なので、不等式で評価する必要がある。不等式を作ることに慣れていない受験生には難しく感じたであろう。
3.[三角関数、整数](やや難)
(1)の題意を把握、計算ともに混乱しやすく、難しく感じた受験生が多いであろう。(2)の証明は有名なものだが、経験がないと難しいと思われる。
4.[無限級数](標準)
やや計算が多いが題材自体は頻出である。丁寧に計算し得点したい。

全体的に難易度は例年通り。易しめの問題と難しめの問題がはっきりしているので、受験生にとっては例年よりも取り組みやすかったのではないか。
大問1、大問4、大問2(1)を確実に得点し、1次合格のための目標点は60%程度。

英語講評

大問構成および出題形式は昨年度とほぼ同一であった。相変わらず語彙レベルは高い一方、60分という試験時間に対しては比較的余裕のある分量と思われる。難解語も周囲の文脈から推測可能なものが多いため、じっくり精読しよう。英答問題については、昨年度は本文の内容をまとめたり空所を論理的に埋めるタイプの英作文が出題されたが、本年度は本文に関連したテーマの自由英作文であった。2019年度まで長らく出題されていた和文英訳は本年度も出題されなかった。全体として英作文は大問Iに1問のみとなり、その分解答欄は4行とやや長めであったが、昨年度とは異なり条件の緩い自由英作文であるため、比較的取り組みやすかっただろう。

2020年度入試 過去問解答

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数学講評

1.(易)
確率の問題が一問だけ。さらに解答は2つだけ。ここは落とせない。今年度の昭和Ⅰ期にも、ほぼ同じ内容の問題があったので、併願者にとっては有利だったかもしれない。丁寧に場合分けをしていけばよい。
2.(標準) 
(1)は易しい不等式の証明。これを利用して(2)の極限値を求める。上限は考えやすいが、下限を絞り込むのに少し労力が必要だが、典型的な計算である。
3.(やや難)
(1)は易しい。b が4の倍数ではない数という設定なので、偶奇で場合分けすればよい。また(1)が、(2)の美しい誘導になっている。自然数 を一つ見つければよい。整数の論証は慣れていないと難しいだろう。
4.(やや難)
対称性を意識すると、結果は予想できるだろう。空間座標を設定して解けば、計算で押し通せる。記述形式なので、結果のみではなく、過程を丁寧に記述する必要があるが、文字の設定によって難度が変わる。うまく計算してほしい。

全体的に難易度は、例年通り、またはやや易しいセットになっている。問題数は少ないが、大問2、3、4はどれも完答するにはそれなりに手間がかかる。数学力の差が表れやすいセットだったと思われる。
他の科目の出来にもよるが、1次突破ラインは50~60%程度であろうか。

英語講評

東京慈恵会医科大学では 2018年度に大幅な傾向変化があり、2019年度は概ねそれを踏襲するスタイルであったが、本年度はそこからさらに変革があり、大問が1つ減って長文3題構成となった。これにより、伝統的に出題されてきた英訳問題は姿を消すこととなった。しかしながら、大問Ⅰでは本文の論旨を自らの英語で表現する問題が、また大問Ⅲでも本文の流れに合うように空所を英作文で穴埋めする問題が出題されており、正しい英語を書けるということの必要性は依然として高いままだということに留意しておきたい。他の変更点としては、設問の指示がすべて英文になったことや、昨年度出題された和訳問題が消滅したことなどが挙げられる。

2019年度入試 過去問解答

2018年度入試 過去問解答

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東京慈恵会医科大学 ズバリ的中

2023年度 東京慈恵会医科大学 一般 数学

「無限降下法」と「空間の軌跡と内積の最大・最小」が大的中!

ズバリ的中東京慈恵会医科大学 一般(数学) YMS大学別模試

「2022年度 東京慈恵会医科大学模試」から入試問題がズバリ大的中!!

 


 

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