医学部入試 解答速報・過去問解答2024
       

2024年度入試 東京医科大学医学部 解答速報・過去問解答

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2024年度入試 解答速報

一般

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数学講評

第1問[小問集合](やや易)
(1)n 進法、(2) 数列の和、(3) 複素数平面の偏角、(4) 逆関数の微分係数からの出題であった。どれも基本的な問題であるので、ここはできれば落としたくない。
第2問[場合の数](標準)
正36角形の頂点から4点を選んでできる長方形に関する場合の数からの出題であった。基本的ではあるが、どのようにして数えたかで差が出そうである。
第3問[空間ベクトル](やや易)
空間座標内に存在する2つの球に関する問題であった。2つの球の半径が同じなので取り組みやすい。空間の問題ではあるが全体的に知識があるかないかを問われた形だ。できれば完答したい大問である。
第4問[整関数の積分法](標準)
ベータ関数の積分に関する問題であった。医学部受験生であれば経験したことがある問題であろう。できれば完投したい大問である。

昨年度に比べて易化した。入試基礎レベルのことが広範にわたって身についているかが問われ、差がつくような出題であったと思われる。
一次突破ラインは65%程度か。

英語総評

昨年度に消滅したアクセント問題は復活せず、昨年度と同様の4題構成であった。
過去に存在した20〜30択の内容一致問題のような、数多の受験生を苦しめてきた形式の長文問題もめっきり姿を消すなど、近年は易化が激しく、一次合格ラインのインフレ(80%程度)が起きていることが予想される。

 

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2023年度入試 解答速報

一般

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数学講評

第1問[(1)確率、(2)数列、(3)複素数、(4)極限](やや易)
基本的な問題から成る小問集合であった。ここはできれば落としたくない。
第2問[確率]((1),(2)標準、(3)やや難)
袋からカードを引くタイプの確率の問題であった。(2)は余事象を考えたい。(3)が場合分けが煩雑になるため、一旦はスルーしたいところである。
第3問[空間図形]((1),(2)標準、(3)やや難)
ベクトルを使うことに固執しすぎると計算量が多くなる。解答だけを記入すればよいため、ある程度目星が付いたら計算を切り上げるテクニックも必要だろう。
第4問[微分・積分](標準)
対数関数に関する微積分の問題であった。丁寧な計算を手掛けたい。誘導を生かしてグラフの概形をある程度予想できると良いだろう。

問題自体はベーシックなものが多かったが、一部計算量が膨大になる箇所があったため,そこを上手く避けたいところだ。一次突破ラインは60%程度だろう。

英語講評

昨年度まで出題されていたアクセント問題が消滅し、4題構成となった。その代わり大問4の文章量が増加したが、文章そのものは総じて読みやすく、60分という解答時間を考えても例年よりスムーズに処理することができただろう。
昨年比で言っても易化で、一次通過には80%以上の得点が望まれる(理科が激しく難化したため、英語では落とせない)。

 

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2022年度入試 解答速報

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数学講評

第1問[小問集合](標準)
(1)楕円の法線、(2)正十二面体(正五角形)、(3)(4)積分計算からの出題である。(1)は教科書の基本である。(2)は正十二面体ではあるものの、正五角形の問題経験があれば問題ない。(3)(4)も入試ではよくあるタイプの積分である。
第2問[数Ⅲ積分法](やや易)
速度、加速度、道のりの公式を適用するだけの問題である。(3)の積分計算も易しい。位置・速度・加速度に関する問題は出題頻度が低いので公式を覚えていたかが鍵だろう。
第3問[場合の数と確率](やや易)
教科書の延長レベルの問題である。事象も複雑ではないので、条件の見落としに注意したい。
第4問[複素数と方程式](標準)
4次方程式の解と係数の関係の問題で、自ら作ればいい。

易化傾向が続いている。日頃から基礎を怠らずに勉強しているかが問われた出題である。
一次突破ラインは65~70%程度か。

英語講評

整序問題で無駄に時間を使うと60分ではキツくなる。難易度としては昨年よりも少し易しくなったか。英語が得意な受験生なら80%以上の得点が期待されて当然。
訂正が多くて読みにくかっただろうが、訂正箇所が正解を判断するホイントになっていたので、結果的には正解を得るのは容易となった。

2021年度入試 解答速報

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数学講評

第1問[小問集合]((1)易(2)易(3)易(4)やや易(5)標準)
昨年度と比べて全体的に易しめの小問集合であった。(1)は二重根号を外し、有理化する。(2)はオイラーの多面体定理を覚えていれば問題ないだろう。(3)は整式の割り算の基本問題である。(4)はどの問題集でも見かける問題で経験があれば難なく解けるだろう。(5)は見た目はやりにくそうだが、丁寧に微分係数を計算すればよい。
第2問[三角関数、集合](やや難)
一見やりにくそうな問題であったが、三角関数の基本周期を問う問題である。場合によっては後半は後回しでよい。
第3問[平面ベクトル](やや易)
ベクトルの内積に関する出題である。丁寧に計算を進めていけばよい。
第4問[高次方程式](標準)
相反方程式に関する式の値の出題である。解と係数の関係を用いて計算していけばよい。

例年に比べ全体的に易しくなり、昨年度のような難易度の高い問題も見られなかった。
目標は70%。

英語講評

大問構成および出題形式は昨年度とほぼ同一であった。第5問B.では昨年度に引き続き記述問題が出題され、次年度以降もこの傾向が続くものと予想される。長文は2本とも、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行に関連した時事ものであった。
受験生諸君にとっても身近なテーマで取り組みやすく、語彙レベルも控えめであったことから、7割以上は得点しておきたいところ。

2020年度入試 過去問解答

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数学講評

第1問[小問集合](やや難)(1)は時間をかけずに解きたい。(2)~(4)は迷ったら、後回しにして第2問、第4問を優先したい。
第2問[接線、体積]((1)易(2)、(3)標準)(2)(3)はすべて回転体の体積に関する標準的な問題である。ここは落とせない。
第3問[微積分、逆関数、定義](ア~オ標準、カキやや難、ク~ス難)定積分で表された関数の微分で、逆関数も絡んでくるので慣れていないと難しい。ア~オを確実に押さえたい。
第4問[集合、確率]((1)(2)やや易(3)標準)ベン図を正しく理解できているかを問われた問題。条件付き確率は定義だけ押さえておけば解ける問題だけに確実に処理したい。

昨年度に比べると全体的に易化した。証明(記述式)もなくなり、すべてマークシート方式となった(大問構成は4題で昨年度と変わらず)。第2問、第4問を確実に押さえ、第1問いくつか、第3問前半を正解したい。
目標は65%。

英語講評

昨年度まではオールマーク方式であったが、本年度から記述式問題を出題する旨が募集要項にて宣言されていた通り、大問5に本文の要点を20字以内で3つ抽出する問題が新たに設置された。それ以外の出題形式は概ね昨年度と同様であるが、記述問題が新設されたのに対して試験時間は従来通りの60分間であるため、これまで以上に速読力・情報処理能力が求められる試験となった。

 

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